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ＴＲＩ（トライ）システム　インサート成形接着

岩手県

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金属をトリアジンチオールで表面処理することにより、この金属部品を用いたインサート成形で、型内で強固に接着。金属と樹脂の面同士の接合など、通常のインサート成形では不可能な製品が可能。金属樹脂間の気密性に優れ、防水、防油が必要な製品に応用が可能。通常のインサート成形と異なり、金属樹脂間の接する箇所全体で接合するため、構造体として強固（一部が欠けても剥がれない）。接合する金属：銅系、Al系（それぞれ合金、めっき含む）。接合する樹脂：PPS、PBT、PA6、ABS。

（画像1の説明）

携帯筐体を模したモデル。0.5mmのAl板とPPS樹脂の接合サンプル。十字に走る樹脂部分全体がAlと面接合。樹脂がリブとして働き、樹脂ボスも追加、相手部品との嵌合も容易に可能。

（画像2の説明）

Al及び銅とPPS樹脂の面接着強度試験片。接合面積36mm2で、40MPa以上の接合強度を有する（樹脂母材破断）